引っ越しの際には是非神棚を

引っ越しをするに際し、神棚の設置を考える方もいらっしゃると思います。今回は、そんな神棚の種類についてご説明します。
自宅などで御祀りする神棚といえば、お社が3つや5つ並んだ「三社造り」や「五社造り」のものが「豪勢で立派だなあ」と感じると思いますが、実は最も多いものでは7枚のお札を横に並べて収納できる「七社造り」のものまであります。
でも、個人や自宅で御祀りするには、さすがに大きすぎるので、「しっかりした神棚が欲しいな」と思う方にお勧めなのは「茅葺神棚」です。本物の茅を屋根に葺いて仕上げられている神棚で、屋根の厚みや、柱などの作りは、伊勢神宮の姿を模したもの。そのスタイルの通り、茅葺神棚は伊勢地方で丹念に製作されています。
伊勢神宮の姿を神棚にした茅葺神棚は、もちろん本来の形である「一社造り」が基本ですが、華美な装飾をなくしたシンプルで原点に近い美しさがあります。なんと、伊勢神宮に参詣すると、神宮会館でも「参宮記念品」として販売もされていますので、伊勢へお参りする機会がある方は、ぜひ一度その姿の美しさを見てほしいと思います。
ネットや流通が充実している現在では、ホームページなどで神棚のディティールや情報を容易に仕入れる事ができます。もし興味があるのであれば、神棚を通販で購入するというのも考えてみてはいかがでしょうか。